原町の学習塾、進学塾の【さくらアカデミー】

英語の品詞②「動詞」

2023.02.20 未分類

みなさん、こんにちは。今日は前回に

引き続き、品詞の第2弾。

テーマは「動詞」です。

動詞はその漢字が示すように、動きを

表す言葉です。(状態を表す動詞も

あります。)

みなさんが、朝起きてから寝るまでに

行う動作はすべて動詞です。洗う、

磨く、歩く、乗る、勉強する、居眠り

する、食べる、話す、見る、遊ぶ、

考える、これらはすべて動詞です。

動詞は英語の品詞の中で、ずば抜けて

大切です。その理由は2つあります。

1つは、動詞が文型を決める力を持つ

からです。

文型とは単語の配列パターン

のことで、全部で5パターンあるのです

が、(くわしくは品詞のあとで説明しま

す。)どのパターンになるかを決めるの

が動詞です。この力は、ほかの品詞には

ありません。

また、その配列パターンによって、動詞

の意味が変わることがあります。

したがって、重要な動詞については、

文型と意味をセットで覚えたほうがよい

です。英語で具体例を挙げます。

2つの文の意味を考えてみてください。

①I got a letter.

②I got tired.

どちらも、動詞getの過去形gotが使われ

ていますが、その意味は違います。

①のgotは「手に入れる」という意味

で、私は手紙をもらった。

②のgotは「~になる」という意味で、

私は疲れた。(私は疲れた状態に

なった。)

となります。getはすごい動詞で、

なんと5つの配列パターンすべてで使え

ます。そして、それぞれ意味も異なるの

です。ちなみに①は第3文型、②は第2

文型です。

よって正確に言えば、getの意味は、

第3文型で使われれば、「手に入れ

る」、第2文型で使われれば「~にな

る」となります。

このように、動詞は文全体の構造を支配

し、意味をも変化させる力を持つため、

とても大切だと言えるわけです。

ただし、getのようにいくつもの文型で

使えて、意味も変わるような動詞は限ら

れますので、すべての動詞について意味

と文型をセットで暗記する必要はありま

せん。

長くなりましたので、動詞が重要である

2つ目の理由は次回にお話することに

しましょう。

では、今回の内容をまとめます。

①動詞とは、動作や状態を表す言葉で

ある。②動詞によって使える文型が

決まっている。③文型によって動詞の

意味が変化することがある。

次回「動詞」が重要な理由2つ目に

続く。

文責 若林