原町の学習塾、進学塾の【さくらアカデミー】

英語の品詞① 「名詞」

2023.02.13 未分類

みなさん、こんにちは。今回は英文読解

に欠かせない知識、「品詞」について

お話します。

品詞というと、国語の授業で必ず勉強

しますが、正直なところ「難しい」と

いう印象を持つ方が多いのではないで

しょうか。しかし、英語の品詞は国語

ほど複雑ではありませんし、重要な品詞

の種類も多くありません。

覚えるべき品詞は、「名詞」「動詞」

「形容詞」「副詞」「前置詞」のたった

5つです。この5つを理解し、活用でき

れば、より速く、正確に英文構造を理解

するのに必ず役立ちます。

では、1つずつ品詞の中身を見ていく

ことにしましょう。

第1回の今日は「名詞」です。

名詞とは、人やものについた名前のこと

です。これは日本語も同じですね。

今、みなさんの周りに見えている人や

ものはすべて名詞です。パソコン、

友達、猫、車、空、これらはすべて名詞

です。また、具体的な形がなくても名前

がついていれば名詞です。空気、愛、

平和、なども名詞です。難しく考えず,

名前がついているものは名詞なんだ

と思ってください。

さあ、ここからが本題です。

英語では、「名詞」の役割があらかじめ

決められていて、「主語」か「補語」か

「目的語」の働きをします。名詞という

品詞はこの3か所のいずれかにしか使え

ないということです。

(主語、補語、目的語については

「文型」のところでまたお話します。)

ここで、めんどくさい!と思ってはいけ

ません。この決まりを知っているおかげ

で、余計な思考を省略し、速く文構造を

とらえることができるようになるのです

から。

みなさんに少しでも興味を持ってもらう

ために、これをゲームでたとえてみまし

ょう。

あるゲームのキャラクターで、王様と

勇者と悪魔が登場するとします。それ

ぞれのキャラクターには役割が与えられ

ますよね。たとえば王様は、税金を集め

て、国を豊かにし、勇者は、仲間を集め

て、悪魔を倒す。それぞれの役割が

イメージできるからこそスムーズに

ゲームの世界に入り込めるわけです。

英語の世界も同じで、品詞というキャラ

クターとその役割をあらかじめ覚えて

おくほうが、楽に英文を読みこなせる

ようになります。

長くなりましたが、今日の内容をまとめ

ます。

①名詞とは人やものの名前である。

②名詞は、英語では「主語」「補語」

「目的語」いずれかの役割をする。

今日はたったこれだけです。英文を読む

ための最低限のルールだと思って今覚え

てしまいましょう。

最後までお付き合いいただいた方、

ありがとうございました。次回は

「動詞」についてお話します。

文責 若林