国語力を伸ばす!①
私たち人間は、言葉を使って意思を
伝え合うことで、高度な社会を成り
立たせています。
したがって、言葉を使って相手の
考えを理解したり、自分の考えを伝
えることを学ぶ国語は、私たちの
生活に直結するとても大切な教科と
言えます。
では、どうすれば国語力がつくので
しょうか。今回は、問題を解くとい
う技術的なことではなく、根本的な
国語力(理解力や表現力)を伸ばす
にはどうしたらよいかについての
考えを述べます。
まず最初に大事なことは、
「さまざまな意見に耳を傾ける」
ということです。だれかの文章を読
んでも、話を聞いてもかまいまん。
とにかくアンテナを広げて、
いろんな人の意見を聞くという姿勢
を保つことです。
人の考えはさまざまです。その意見
を積極的に蓄積していくことで、
自分とは違う考えを的確に理解し、
よいところを吸収する能力の土台が
作られていきます。
今の時代は、新聞や雑誌、テレビ
だけでなく、インターネットを通じ
て、様々なメディアから情報を入手
できます。
しかも、多くの学生はスマホを使っ
て、いつでもどこでも情報にアクセ
スできる時代です。
日々配信される様々なニュースや
意見に気を配り、とにかく読んだ
り、聞いたりしましょう。
ここで1つ大切なことがあります。
それは、
「偏った情報にとらわれない」
ということです。スマホは、入って
来る情報を自分で選択できるので、
つい自分の好みに合うものだけを
選んでしまいがちです。しかし、
あえて自分と違う意見や、興味の
無い話題に目を向けることこそが
大切なのです。
なぜなら、国語の問題で出題される
文章は、自分が知らないテーマや、
一般的な常識を覆す内容が多いめ、
書き手の主張に合わせて筋道を追
う、柔軟な思考が必要とされるから
です。
まとめましょう。
①スマホなどを活用し、さまざまな
ニュースや意見を吸収する。
②自分と異なる意見や、興味の薄い
テーマにあえて目を向けるように
する。
次回、国語力を伸ばす②に続く!
文責 若林