原町の学習塾、進学塾の【さくらアカデミー】

前置詞①

2023.04.17 未分類

今日のテーマは前置詞です。

前置詞という品詞は日本語にはありませ

んが、英語ではとても重要なはたらきを

します。まず、前置詞にはどんなものが

あるか例を挙げましょう。

in, on, at, of, to, by, for, with, from, about

などが代表的な前置詞で、英文を読んで

いればすぐに出会うおなじみの単語ばか

りですが、その使い方をご存知でしょう

か。

使い方のポイントを2つに分けて

説明します。

まず、前置詞はその漢字が表す通り、

「名詞の前に置く詞(ことば)」なので

前置詞と呼ばれます。

よって、前置詞が単独で使われる

ことはなく、必ずうしろの「名詞と

セット」になって仕事をします。

例を挙げます。

I live in Soma. 

私は相馬に住んでいます。

もしこの文が、I live in. で終わっていた

ら不自然ですよね。inという前置詞に

Somaという名詞がくっついて初めて、

「相馬に」という意味をなします。

前置詞を見たらうしろの名詞とセットに

するという意識を持ちましょう。

これが1つ目のポイントです。

次に、「前置詞+名詞」は必ず

「修飾語」になります。

(一部例外はあります。)さきほどの

例文でいえば、in Soma(相馬に)が

セットになってlive(住んでいる)を

修飾しているということです。修飾語で

すから、取り除いても文は成立します。

修飾語になり、なくても文が成立すると

いう点は、前回お話した「副詞」とよく

似ています。前置詞も副詞と同じく、

修飾の専門家なのです。

しかしながら前置詞は、副詞と

はたらきが大きく異なる点が1つ

あります。

それについては次回につなげます。

今日のまとめ

①「前置詞」は「名詞」とセット

 で使う。

②「前置詞+名詞」は、

 必ず修飾語になる。

③「前置詞+名詞」は、

 取り除いても文は成立する。

次回、前置詞②に続く。

文責 若林