今回はよくある質問にお答えする

第2弾です。

質問「やる気が出ません。

どうしたらよいですか。」

生徒たちからよく耳にする問いかけで

す。「集中力が続きません。」も

同様です。

実際、勉強そのものを楽しい!と思って

やる人は少ないでしょうから、

集中力が切れるのは当然です。

では、どうすればやる気が出るか。

３つの視点からお答えします。

今回はその一つ目。

その１「目標を細分化する。」

オリンピックマラソン銀メダリストの

君原健二さんは、走っていて苦しい

とき、「あの電柱まで走ろう。」

と念じて頑張ったそうです。

私は子供のころ、長距離走が苦手で、

学校のマラソン大会が近づくと

憂鬱でした。でも、この言葉を当時の

先生から聞いて気が楽になったのを

今でも覚えています。

「次の電柱まで頑張る。それができた

ら、また次まで。」この小さな繰り返し

が、結果として大きな目標の達成に

つながるのです。

細かく目標を切り分けて、自分を奮い

立たせる。これは勉強にも通じるものが

あります。

長期的な計画はもちろん必要ですが、

それ以上に今この瞬間何をやるのか、

何ができるのかを考えて、実行する力が

大切です。

やる気が出ないときは、まず次の３０分

で何をやるか目標を決め、まずはその

３０分全力で頑張ってみましょう。

例えば、英単語を２０個書けるように

する。数学の問題を３問解く。

社会のワークを２ページ完璧にする。

できるだけ細かく設定しましょう。

その３０分をやり切ったら、きっとその

次の３０分も頑張れるはずです。

そしてその次も・・・。

気分が乗らないときは、

「今から３０分の目標」

を立ててみましょう。

次回「やる気を出す方法・その２」

に続く！

文責　若林